狩猟

猟銃を運ぶ時のカモフラージュ方法

猟銃を持ち運ぶときは、必ず銃が周りから見えないように、ケースに入れるなり、布に包むなりしなければならない。

猟場に入るときは、写真のような布製の銃カバーをかけて持ち運んでおけばいい。

だが、街中を移動するとき、これではどう見ても銃を運ぶ不審者になってしまう。

通報されようものなら銃の取り上げの危機だ。

なので銃の持ち運びには細心の注意を払う必要がある。

この記事では、私が実践しているオススメの銃の運搬方法を紹介しよう。

銃を運搬する際に気をつけること

銃を取り扱う者の責任として、気をつけなければならないポイントは周囲に脅威を与えないようにすることだ。

ここで言う脅威とは、以下の3点だ。

  • 他人に危害を与える
  • 他人に恐怖心を与える
  • 犯罪に使用される

他人に危害を与える

これは銃を用いて他人を怪我をさせてしまうことだ。

故意に怪我をさせるのは論外だが、ちょっとしたミスで怪我をさせてしまった、怪我がなくても危険な状況にさせてしまった、と言う場合でも銃を取り扱う者の責任となる。

過去の事例をみると、実包を銃に残したまま車に積み、移動中や席最中に暴発した事例のような、脱包忘れによる事故が多く見られる。

他人に恐怖心を与える

銃はそこにあるだけで周囲に恐怖心を与えてしまう。特に猟師をやっていると感覚が麻痺してしまうのだが、一般の人にとって銃は恐怖の対象でしかない。車内に剥き身で置いておくことはもちろんNGだし、周囲に銃だということが分からないように収納して運搬することが求められる。

犯罪に使用される

恐ろしいことに、銃を盗まれて、犯罪に使用されてしまうことも過去の事例ではある。盗まれた方は被害者じゃないか!と思われるかもしれないが、管理不届きということで、これも所持許可の取り消しになる。

車内に置いていた銃が車ごと盗まれるとか、駐車場の支払いを済ませているスキに車内から持ち出されるとか、どれも実際にあった事例だ。

いつどこで誰が銃を狙っているか分からないので、本当に厳重な管理が求められる。

とにかく周囲に銃があるとバレないこと

先ほどの脅威を回避するのに有効な方法は、やはり持っていることが悟られないことだ。

銃だとバレるから恐怖心を与えるし、犯罪者に見つかる。

バレなきゃ不本意なトラブルには巻き込まれないという訳だ。

ではどうやってバレないようにするか。

そこでこいつの出番だ。

そう、ベースのケースである。

ベースケースのメリット

銃ケースの代わりにベースケースを使う利点はいくつかある。

メリット1: バンドマンにしか見えない

こうしてみると、どっからどうみてもバンドマンにしか見えない。

周りもまさか銃を持っているとは思わないだろう。

これなら新宿や渋谷だって堂々と歩けるし、周りに恐怖感を与えることはまずないだろう。

ベースケースってスゲー!

※目的無く銃を持ち歩くことは銃刀法違反になります。

メリット2: 持ち運びやすい

ベースケースは長物をリュックのように背負うことができる。両手が空くのはとても楽だ。

また、ベースは4kg前後、長さは120cm前後あり、それを楽に運べるように設計されている。

銃の重さは3kgちょっとくらい。ベースの重量に近い。長さも大体120cm前後。

つまり銃 ≒ ベース

ベースケースのサイズ感は銃をしまうのにちょうど良いのだ。

そしてソフトケースならケース自体の重さもないので楽に運ぶことができる。

メリット3: クッション性がある

銃は衝撃に弱い。当然だ、精密機器なのだから。

値段も安くはないので大切に扱いたい。

それはベースも同じなのか、ケースにはクッションが貼り付けられていて、衝撃から守られるようになっている。

流石に落下に耐えるようなものではないが、ちょっとした所にぶつけるくらいだったら大丈夫だ。

メリット4: 安い

銃と違ってベースの所有者は非常に多い。需要が多いので楽器屋に行けば、安いケースが沢山吊り下げられている。よりどりみどりだ。

安いものであれば3000〜5000円で買える。

ただし、あまりにも安いものはクッションが薄かったりするので、1000円台のものは避けよう。

メリット5: がんばれば2本入る

ベースケースはがんばれば2本入れられる。(結構ぎゅうぎゅうだが)

そんな機会あるの?と思うかもしれないが、

銃砲検査で持ちきれないからといって、銃を車のトランクに置いて順番に運んでいたら、不管理状態で取り消しになった、なんてこともあるので、多く入ることには越したことはない。

両手に1つずつ、背中に1つ持てば、最大6本もてるね!

ちなみに私は空気銃と散弾銃両方を入れてみたが、スコープをつけた状態でも入れることができた。

空気銃と散弾銃を入れてみた様子

ベースケースのデメリット

デメリットを考えてみたのだが、これといって無いと思う。

私は普段このスタイルで使っているが、今のところ特に不満は無い。

せいぜいハードケースに比べ耐衝撃性が低いことくらいかもしれない。

おわりに

何度も言うが、銃の所持許可は簡単に取り消しになる。

ほんのちょっとした油断が命取りになるので、そういったリスクをできるだけ無くすためにも、

しっかりカモフラージュして自分の銃を守るようにしよう。

これから狩猟を始めようとしている人も、もう始めているという人も、ぜひベースケースを使ってみてほしいと思う。

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