狩猟

射撃教習体験談〜初めての散弾銃〜

猟銃を取得するにあたり、身辺調査を依頼して約1ヶ月。

警察から射撃教習の許可が下りた。

これで初めて銃を触ることになる。

ここまでくるのに3ヶ月以上はかかったと思う。

銃の所持許可が下りるまで、あと一息といったところか。

射撃教習とは

射撃教習とは、その名の通り銃を実際に撃つ練習をすることである。

銃の取り扱い方法や構え方をベテランの猟師がマンツーマン、もしくは少人数のグループで教えてくれる。

最後に試験をして合格をすれば晴れて銃の購入をすることができる。

試験と言っても身構えなくても大丈夫だ。

受けた人は大体合格をしているそうだ。

射撃教習当日の話

さて、場所は長野県辰野町にある県営総合射撃場だ。

かなり山奥に入って行った先にそこはあった。

受付に行き、警察から事前に受け取っていた教習資格認定書と猟銃用火薬類等譲受許可証を渡し、受講料を支払う。

受講料は弾代を含めて29100円だった。

さすがに安くはない出費だ。

教室でしばらく待っていると、オレンジ色のチョッキを着た講師の方が現れた。

photo credit: Beaver Creek Plantation / pocketwiley

彼はベテランの猟師で、銃歴48年になるそうだ。銃歴が半世紀あるということは自然と年齢は70歳代ということになるが、かなり若く見えた。

やはり体を動かす狩猟は健康にいいのだろうか?

授業が始まる

授業ではこのようなテキストを貸し出される。

中は銃の取り扱いや構え方、スポーツ射撃のルール、実際のフィールドでの狩猟法などが記載されていた。

授業はこのテキストを元に進んで行く…

と思いきや全く使用することはなかった。

座学はほとんどなく、最初から実銃に触って、構え方や扱い方を教えてもらう形で進んでいった。

実銃を撃つ

銃の扱いに慣れたら、(と言っても触ったのは30分ほどだったが)射撃の練習に移る。

練習はトラップ射撃で行われる。

トラップ射撃とは、15cmほどの直径の円盤を撃ち落とす競技で、横一列に並んだ射台を順番に移動しながら射撃を行う。

クレーは15mほど先にある発射台から飛ばされる。

練習で25枚のクレーを撃ち、すぐに試験本番となる。

トラップ射撃場の風景

人生初めての実弾射撃だ。

緊張しながら1番の射台に立つ。

銃に12番の散弾を込める。

弾は1発。

空に銃を構える。

マイクに声をかけ、クレーが発射される。

引き金を引く。

想像以上の轟音で、弾が発射された。

クレーは砕けち…らなかった。

当然だ。初めてだもの。そのうち当たるだろう。

と、次々に射撃を行った。

結果…25発中1発のみ命中。散々な結果だ。

そもそも外しても自分が撃った弾がどこに飛んだのか分からない。

分からないから反省することもできない。

どうすればいいのだろう。

講師の方も適当なアドバイスしかくれないし。

などと考えていたら、本番になってしまった。

試験本番が始まった

練習では1発しか当たらなかった人間が本番でなんとかなるのでだろうか。

考えても仕方がない。

試験は2、3発でも当たれば合格になるそうだ、なんとか試験中にコツをつかむしかないだろうと思い、射台に立った。

1番射台、2番射台と当然のように失敗。

そして3番射台、2発、まぐれだがやっと命中した。

ここで若干コツがわかったような気がした。

なにぶん初心者なのでうまく説明できないが、銃の照星とクレーの位置関係・引き金を引くタイミングがなんとなく分かるようになった。

その後は、順調とは言えないが、25発中7発命中でなんとか合格することができた。

確かに初心者でも当てることはできるようだ。

ちなみに一番当てていた人は17発命中だった。

講師の方も、初心者でここまで当てる人は初めてだそうだ。

教習修了証明書を貰う

射撃講習に無事合格すると、その場で教習終了証明書をもらうことができる。

教習終了証明書の有効期限は1年間なので、早めに所持する銃を選び、警察に所持許可申請を出すようにしよう。

おわりに

初めて銃を持ち、練習する時間はあまりなく試験に挑むことになる教習射撃だが、緊張しなくても大丈夫だ。

どんなに下手くそでも何発かは当てることができるのは本当だ。

楽しんでいけばいいと思うよ。