珍しい食べ物シリーズ第3弾ということで、今回はサルナシを手に入れてきました。
サルナシはマタマビ科のつる植物で、見た目は小さい緑色の実をつける果物です。
標高の高い地域でしか生育しておらず、生の果実はあまりお目にかかれないと思います。
私が住んでいる長野県では、栽培も行なわれており、北信にある小谷村の名物にもなっています。
果実酒やジャムにして利用されることが多いようです。
見た目は完全にキウイフルーツ(大きさ以外は)

外側は緑色で毛も生えておらず、一見小さいウリかなにかに見えるこの実ですが、
中を割ってみると、見た目は完全に小さいキウイフルーツ。
それもそのはず、キウイフルーツは中国原産のシルサルナシを品種改良した物なのです。
購入した直売所の店員さんによると、収穫したばかりだと実が硬いので、しばらく放置して柔らかくなった時が食べごろとか。

熟れてくると指で簡単に潰れるくらい柔らかくなる。
特に調理はせずにそのまま食べてみる
今回は特に調理はせずに、素材そのままの味を楽しむことにしました。
味は少し酸味が強いですが、やはり想像通りというか期待通りというか、キウイフルーツに近い味でした。
皮もも柔らかくそのまま食べられ、タネもプチプチとした食感がとてもおいしい。
一粒2〜3cmくらいなので、手軽に食べられます。
香りもスーッとした清涼感のある感じ。
ちょっと強めのお酒と一緒に食べるといい感じだと思いました。ウイスキーなんかが合うんじゃないかなぁ。
総評
サルナシは普通にスーパーで売っている果物にも負けないくらい美味しい果物だと思いました。味も良く、香りも良し。
満点の評価となりました。
総合評価: ★★★★★
味: ★★★★★
食感: ★★★★☆
見た目: ★★★☆☆
香り: ★★★☆☆
珍しさ: ★★★★☆
サルナシは1パックで200円でした。
ちなみに通販で買ったら500gで2000円近くするらしい。結構するなぁ。