燻製を作りたい。それも沢山。
狩猟をやっていると、鹿肉やら猪肉やらが、どんどん冷蔵庫を占領してゆく。
なので保存食を作って長期保管できるようにする。
今までも市販の燻製器を使って燻製を作っていた。
が、市販の燻製器はどうもサイズが小さい。一度に大量に作ろうとすると網に乗り切らない。
だったら自分で燻製器を作ってしまえ、という訳だ。
必要な材料を集める
燻製器は加工しやすく、丈夫で、そこそこ値段の安い木材で作ることにした。
材料は以下の通りだ。
材料 | サイズ | 個数 |
木材1 | 縦600 x 横250 x 厚み13mm | 2 |
木材2 | 縦600 x 横300 x 厚み13mm | 2 |
木材3 | 縦250 x 横276 x 厚み13mm | 1 |
蝶番 | お好みで | 2 |
掛金 | お好みで | 1 |
木ネジ | M3 x 32mm | 32 |
焼き網 | 縦210 × 横270mm | 4 |



材料を組み立ててゆく
材料を集めたら組み立てよう。まずはドアを作る。
木材1と木材2を2箇所、蝶番で固定する。

ドアを作ったら、ロの字状に木材を組み立てる。木ネジは角に3箇所留める。
木ネジはそのままドライバーで回せば留めることができるが、下穴を開けた方が木材が割れずにできる。

次に天板(木材3)をロの字の上に取り付ける。
天板も同じくネジで固定する。

これで外枠は完成だ。

網を載せるための構造
次は網を載せるための引っ掛けを作る。
引っ掛けは外から木ネジを刺して作る。網1枚に付き4本のネジで固定する構造だ。

実際に網を載せてみると、思ったよりバランスは悪くない。
これなら食べ物を置いても大丈夫そうだ。

掛金を取り付ける
最後に、燻製中ドアが開かないようにするための掛金を取り付ける。

これで完成!
これで燻製器は完成だ。所要時間は1時間くらいだった。
図面も書かずに、感覚で作った割にはしっかりできたと思う。
これを使ってみた感想は次の記事で。
